2011年06月28日
与那国ドゥタティ&ガガンヌブー。

昨年末に与那国で買ってきたドゥタティが仕立てあがってきました。
2反買って、一反は先輩の女性が買ってくださり、もう一反を私が自分のために仕立てました。
私のは琉装仕立てです。
ドゥタティはそもそも、与那国の労働着として着用されていたもので、つくりもテーゲーなのですが、
それだけに、なんとも言葉では語り尽くせない魅力があって、ついつい買ってしまったのです。
与那国織(花織)を買いに行ったのですが、工房においてあったこのドゥタティに魅せられてしまって、
アラっぽいのを承知で分けてもらいました。
労働着という事ですから、本来は、袖も丈もとても短くて、動きやすく造って着るものなのですが、
その労働着仕立ては、また後日の課題にするとして、今回は琉装にしました。
帯は、与那国独特のガガンヌブーという二の字のミンサーです。
この帯も、二巻きしか出来ません。いくら私が肥満体でも、普通のミンサーや角帯なら三周は回ります。
このガガンヌブーもドゥタティも、与那国のお祭りの為だけに造られているからこそ、
和装の基準に合わせては造られていないのです。
そこがまた魅力ですよね。
本来のドゥタティがどのように着られているかは、与那国のお祭りに参加されるか、『ミンサー全書』という本を見てください。
このドゥタティはデパートの検品基準でも弊社の検品基準でも、合格しない品物です。
ですから、私もデパートではご紹介できません。
今回のようなギャラリーで、良い所も悪いところも詳しく、とくに悪いところは詳しく説明してご理解頂いてからでないと
お売りすることは出来ないのです。
でも、そんな手間やリスクを超越した魅力がこのドゥタティとガガンヌブーにはあったということです。
民藝というものがあるのだとすれば、ほんとうの姿はここにある!そう断言できる品物です。
これは作品ではありません。
与那国島のの風土とそこに暮らし続けてきた人達の歴史・文化そのものなのだ、と私は思います。
銀座着物ギャラリー泰三での展示会はいよいよあさってからです。

私のMacの中にあったのででアップしておきます。これが与那国ドゥタティの本来の仕立てです。ブログにも書いたように、ドゥタティは労働着として着用されていまたしたので、こんな感じの仕立てになります。モデルは長濱聡美さん。私の大切な仲間です。長濱さんの実家は『与那国』という泡盛のメーカーです。ドゥタティと一緒に泡盛もお楽しみください(^_^)
Posted by 渡辺幻門 at 13:52│Comments(2)
この記事へのコメント
短い丈があたりまえ、と思っていたので琉装仕立てだと新鮮ですね。
Posted by 朋さん at 2011年06月28日 21:58
むふふっ♪先月、暑い日にバティックの帯に合わせて歌舞伎に着て行きました。
触った感じは綿麻と同じ感じかな?暑いかな?と思ったのですが、実際に着ると涼しかった〜。夏場に活躍しそうです。
Posted by ☆misato☆ at 2011年06月29日 10:23
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