オオサカジン

  | 羽曳野市

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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2012年11月06日

『点前を知らずして茶を語るな』

私が茶道を習い始めてやっとこさ1年半が経ちました。

はじめの頃に宗匠にこう言って頂きました。

『もずや君、いつもキモノ着てて偉いなぁ』

私はもちろん、『イィエ、キモノは売るほどおまっさかい』と応じましたが、そのときに頂いた言葉が

『点前を知らずして茶を語るな』

という言葉です。

つまりは、点前をしたことも無いのに茶道がどうこうと言う無かれ、ということやと想います。

当然の事の様ですが、とても重い言葉だと感じ、心に残っています。

今はどうでしょう?

政治をしたことも無い、なんの行政経験もない人が、いきなり知事になったり、国会議員になったりする。

政治の話をするつもりはありませんが、これっておかしくないですか?

経営をしたことも無い人が、あれこれもっともらしく経営の話をする。

私はガラが悪いので『じゃかっしゃい』と想いますが、そうでもない方も多い様です。

皿のひとつも焼いたことの無い人が、陶芸についてしたり顔で語る。

伝統芸能でも、ほとんど見たこともない人が、無理解なことを言う。

知らんでも口が達者やったら、何言うてもええんでしょうか?

責任が無いから言えるだけとちゃいまっしゃろか?

今の経済学者は、日本経済をドツボにおとしめといて、自分らは責任とらへん。

『あんたにも責任あるんちゃうんか?』というたら、

『ちゃう。ワシの考え方は経済学的に言うても、間違いない。やり方が足らんのや』

という。

アッポチャン。その経済学とやらがそもそも間違えてまんのや。

つまりは、無責任やから言える事っていっぱいあるわけですわ。

政治や商売の話だけでなくて、全部そう。

『いっぺんやってみなはれ』

私も茶道や能楽をやってみて、解った事もいっぱいおますし、やり始めたから言えん様になったこともあります。

それは、『言えわない』やのうて『言えん』のです。

そら、もちろん、現実にやってないから言える事もありますわ。

私がもし染織をマジでやってたとしたら、作家さんにはキツイこと言えまへんやろ。

せやけども、私らは私らで結果に対して責任があるわけですわ。

それは現実として、ビシッと眼前に示されてまいます。

当たり障りのない、抽象的なフレーズとやらを言うてたら、そら楽なんですわ。

でも、そんなん、マーケティング勉強してる学生でも言うてますわ。

『点前を知らずして茶を語るな』

茶というのは、茶道の作法だけでなくて、お茶そのものの事も含まれているんやと想います。

点前を知ってこそ、美味しいお茶が点てられる。

何が言いたいかというたら、現実のプレイヤーはもっと自信とプライドを持つべきやと言う事なんです。

なんたら言う市長に群がる国会議員の醜悪なこと。

そんな例はこの世の中、なんぼでもありますわな。

工芸運動家でも、造るわけでも、売るわけでもない人は結局は空理空論を振り回すだけ。

最後は、自家撞着に陥って、ハイサイナラです。

『やってるから言われへん』そいういう事は山のようにあります。

でも、もうそろそろ、勇気を持って言うべき時とちゃいまっしゃろか?

『点前を知らずして茶を語るな』て。

  
Posted by 渡辺幻門 at 22:58Comments(0)

2012年11月06日